![]() ケーブル結束具
专利摘要:
ヘッド部に連結した可撓尾部を備えるケーブル結束具であり、前記ヘッド部は前記可撓尾部をそこに通して保持することができる第1のスロットを備え、前記第1のスロットは前記ヘッド部の外壁の開口と連通していて、前記開口は可撓尾部をそこを通して取り外すことを可能にする。 公开号:JP2011514951A 申请号:JP2010544530 申请日:2009-01-15 公开日:2011-05-12 发明作者:ジョン;カレブ;ウエルズ ビガーズ 申请人:デュアル タイ コンセプツ プロプライエタリー リミテッド; IPC主号:F16B2-08
专利说明:
[0001] 本発明は、ケーブル結束具に関係し、より具体的には、解放可能であり、再使用可能であるケーブル結束具に関係する。] 背景技術 [0002] ケーブル結束具は、複数のケーブル、導管、電線管等を何本か束ねて保持するための迅速で簡単で確実な方法として、電気工やその他の熟練工によって長く使用されてきた。] [0003] 通常、ケーブル結束具は、ヘッド部に連結した長い可撓尾部を有する。使用時には、ケーブル結束具の尾部をヘッド部のスロットに押し込み挿入し、保持されるべきケーブルまたは導管を周囲から締め付けるために尾部を引き絞る。ヘッド部は、使用中にケーブル結束具が緩んだり、外れたりするのを防ぐために、尾部の片側の面の溝に噛み合う固定用突起を、通常、備える。] [0004] ほとんどの標準的なケーブル結束具は、もう必要ではなくなったときにケーブル結束具を解放できるようにする機構はなく、一回きりの使用しかできない。通常、標準的なケーブル結束具を取り外す唯一の方法は結束具を切断することであるが、これはケーブル結束具を事実上壊すことであり、しかもケーブル結束具によって保持されたケーブルまたは導線を潜在的に傷つける恐れもある。さらに、電流が流れている電気ケーブルを保持しているケーブル結束具を切断する際に、誤ってケーブルを傷つけたことにより、作業者が電気ショックを受けたり、さらには感電死する可能性もある。] [0005] 再使用可能なケーブル結束具を製造する試みがいくつかを行なわれてきた。しかし、複雑な解放機構を備えたケーブル結束具を製造する追加の製造コストが、このようなケーブル結束具を各種の使い捨て型のものに比べて値段の高いものにしてしまう。さらに、既存の解放可能なケーブル結束具は、解放するためには、しばしば両手を使わなければならない。このことは、接近することが制限された及び/または見ることが制限された場所にケーブル結束具が置かれている場合には特に不便である。] [0006] 明確に理解して頂きたいことは、先行技術の公表文献が本文書で参照される場合、そのような参照は、その文献がオーストラリアまたはその他のいずれかの国における当技術における共通の一般的知識の一部を形成することを認めるものではないということである。] 発明が解決しようとする課題 [0007] 本発明の目的は、上記の不都合な事柄の少なくとも一部を克服できるケーブル結束具を提供し、または有益なまたは商業上の選択肢を提供することである。] 課題を解決するための手段 [0008] 一つの形態では、本発明は、ヘッド部に連結した可撓尾部を備えるケーブル結束具であり、前記ヘッド部は前記可撓尾部をそこに通して保持することができる第1のスロットを備え、前記第1のスロットは前記ヘッド部の外壁の開口と連通していて、前記開口は可撓尾部をそこを通して取り外すことを可能にするケーブル結束具に存在する。] [0009] 好ましくは、前記ヘッド部の内部の通路は、前記第1のスロットから前記開口にかけて先細りになっている。] [0010] 好ましくは、本ケーブル結束具は、前記第1のスロットと前記開口の両方に連通している第2のスロットを備え、前記第2のスロットは、前記第1のスロットに通された状態の前記可撓尾部の端部を輪状に返して、前記可撓尾部の一部を前記第2のスロットの内側に保持できるようにする。] [0011] 好ましくは、前記第1及び第2のスロットの少なくとも一つの上側の壁の少なくとも一部は、前記開口に向けて上方に傾斜している。] [0012] 本発明のいつかの実施形態では、前記第1及び第2のスロットの少なくとも一つにおいて、開口の両側の上側の壁の少なくとも一部が前記開口に向けて上方に傾斜している。本発明のこの実施形態では、傾斜した部分の間に位置付けられた開口は、任意の適切な寸法にすることができる。けれども、いくつかの実施形態では、傾斜した部分は、狭い開口を作るように互いに近接するように収束してもよい。本発明のいくつかの実施形態では、本ケーブル結束具の可撓尾部を開口を通じて取り出したいときに傾斜した部分の変形が必要になるほど、傾斜した部分が互いに非常に近接した位置内になるように収束してもよい。本発明のこの実施形態では、傾斜した部分の変形は弾性変形であることが好ましい。このように、本ケーブル結束具は再使用可能であり得る。傾斜した部分が互いに非常に近接した位置内になるように収束してもよいが、傾斜した部分が互いに接触しないことが好ましい。] [0013] 本発明のいくつかの実施形態では、前記第1及び第2のスロットの少なくとも一つは、一つ以上のランド部を備えることができる。一つ以上のランド部は、可撓尾部をスロットの内側に保持することを補助するように適合され得る。好ましくは、一つ以上のランド部は、第1または第2のスロットの上側の壁に位置付けられる。一つ以上のランド部は、任意の適切な形状またはサイズにすることができる。例えば、一つ以上のランド部は、スロットの底面の壁に概して平行に延びる上側の壁の一部により形成され得る。好ましくは、一つ以上のランド部は、スロットの最も外側の部位から内側へ延びる上側の壁の一部により形成される。より好ましくは、一つ以上のランド部は、スロットの最も外側の部位から水平に内側へ延びる。] [0014] 第1または第2のスロットの上側の壁の一部が開口に向けて上方へ傾斜する本発明の実施形態において、上側の壁の傾斜した部分がランドと開口の間に介在するように位置付けられることが好ましい。本発明のいくつかの実施形態では、前記第1及び第2のスロットの各々は、開口の両側に一つずつランド部を含む。] [0015] 各スロットに一つ以上のランド部を設けることによって、可撓尾部が開口を通じて偶然にまたは意に反して脱離する可能性を減少することができる、または排除することさえできる。] [0016] 本ケーブル結束具の可撓尾部は、前記第1のスロットの内側の保持手段に噛み合う下面と、上面とを備える。この上面は、平面であってもよく、斜面状の縁部または傾斜した上壁を含んでなる。本発明の好適な実施形態では、開口を通した可撓尾部の取り外しを容易にするために、可撓尾部の上面はアーク形である。] [0017] 好ましくは、第1のスロットの内側に位置付けられた保持手段は、一つ以上の固定用突起を備える。使用時に前記可撓尾部を適切な位置に保持するために、上記一つ以上の固定用突起は、本ケーブル結束具の可撓尾部の下面に配置された一連の溝に噛み合う。] [0018] 本発明の別の実施形態では、本ケーブル結束具の可撓尾部の上面と下面の両面に、一つ以上の固定用突起に噛み合うための一連の溝が設けられる。本発明のさらに別の実施形態では、可撓尾部には、上面と下面をつなぎ合わせる側面部が設けられる。側面部は任意の適切な形状と形態にすることができるが、本発明のいくつかの実施形態では、側面部は丸みを帯びている。代替的に、側面部は斜面にしてもよい。側面部に一連の溝を設けてもよい。本発明の好適な実施形態では、側面部に設けられた一連の溝は、可撓尾部の下面及び/または上面に配置された溝と同じ間隔で形成され得る。] [0019] 好ましくは、前記第1のスロットは、可撓尾部の上面と下面の両面上の溝との噛み合いを容易にするように位置付けられた複数の固定用突起を備える。可撓尾部の側面部に一連の溝が設けられる本発明の実施形態では、第1のスロットは、一つ以上の側面部上の溝に噛み合うように適合された(例えば、固定用突起の形をした)一つ以上の保持手段をさらに備えることができる。] [0020] 本発明のケーブル結束具は、適切な材料であればどんな材料から製造してもよい。けれども、本ケーブル結束具はナイロンから製造されることが好ましい。] [0021] 本発明のケーブル結束具は、幅広い様々な用途に適するように、多様な長さと幅に製造され得る。] 図面の簡単な説明 [0022] 本発明の実施形態は、以下の図面を参照して記述される。 本発明の好適な実施形態によるケーブル結束具を示す。 本発明の好適な実施形態によるケーブル結束具のヘッド部を示す。 ケーブル結束具の可撓尾部の下面を示す。 本発明の別の実施形態のケーブル結束具のヘッド部の断面図を示す。 本発明のさらに別の実施形態のケーブル結束具のヘッド部の断面図を示す。 本発明の別の実施形態によるケーブル結束具のヘッド部の断面図を示す。 本発明のさらに別の実施形態によるケーブル結束具の端部の正面図を示す。 図6に示したケーブル結束具の端部の斜視図を示す。 本発明の一つの実施形態によるケーブル結束具の斜視図を示す。 本発明の一つの実施形態によるケーブル結束具の斜視図を示す。] 図6 実施例 [0023] 図面のうちの図1を参照すると、本発明のケーブル結束具10が示される。ケーブル結束具10は、可撓尾部11とヘッド部12を備える。ヘッド部12は、可撓尾部11をそこに通すことができる第1のスロット13を備える。可撓尾部11は、固定用突起14を備える保持手段によって、第1のスロット13の内側で適切な位置に保持される。第1のスロット13は、ヘッド部12の外壁16の開口15と連通している。使用者がケーブル結束具10を解放したいときには、可撓尾部11を開口15を通じて外へ直接引き出してもよいし、またはねじりながら引き出してもよい。] 図1 [0024] 第1のスロット13と外壁16の開口15との間の通路が傾斜した壁26によって規定される、代替的な形状設計が図1Aに示される。本発明のこの実施形態では、スロット13の上側の壁に位置付けられた一対のランド27がスロット13に設けられ、開口15の両側に一つずつランド27が設けられている。ランド27は、概して水平方向に延びる。本発明のこの実施形態では、上側の壁の傾斜した部分26は、ランド27と開口15の間に介在するように位置付けられる。このように、可撓尾部(図示せず)が開口15を通じて意に反して偶然に脱離することを防ぐランド27の存在によって、可撓尾部(図示せず) が開口15を通じて簡単に滑動できないようにされているので、可撓尾部(図示せず)はスロット13の内側により効果的に保持され得る。] 図1A [0025] 図面のうちの図2を見ると、可撓尾部11の下面17が示される。下面17には、図1に示した固定用突起14と噛み合う一連の溝18が設けられている。] 図1 図2 [0026] 図3には、ヘッド部12が第1のスロット13と第2のスロット19を備える、本発明の代替的な実施形態が示される。第1のスロットは、可撓尾部(図示せず)の下面上の溝に噛み合うようになっている固定用突起14を備える。ヘッド部12は、ケーブル結束具を解放するために、可撓尾部をそこを通じて引き出せる外壁16の開口15を備える。] 図3 [0027] 従来のケーブル結束具では、第1のスロットを通した可撓尾部の余剰部分は単にそのままにされることがあり得る。しかし、これは体裁がよくないだけでなく、ケーブル結束具が可動部品を有する機械類のすぐ近くで使用される状況においては危険なこともあり得る。代替的に、余剰な可撓尾部を切り落としてもよいが、これは余剰な可撓尾部が機械類に巻き込まれる危険をなくすが、ケーブル結束具を再使用できないほどに損傷することでもある。] [0028] 対照的に、図3に示した本発明のケーブル結束具は、余剰な可撓尾部が安全上の問題にならないことを確実にするために、使用者が可撓尾部材の端部を第2のスロット19に通すことができるようにしている。このことはまた、余剰な可撓尾部を切り落とすことによってケーブル結束具を損傷する必要がない、つまりケーブル結束具を再使用できることも確実にする 。] 図3 [0029] 図3にはまた、第1のスロット13からの可撓尾部の迅速な取り外しを補助するために、第1のスロット13の上側の壁20並びに第2のスロット19の上側の壁21が、開口15に向けて上方に傾斜していることも示される。] 図3 [0030] 本発明の別の実施形態が図4に示される。ヘッド部12は、第1のスロット13と第2のスロット19を備える。ケーブル結束具の可撓尾部12は、第1のスロット13に通され、可撓尾部12の上面と下面の両面に配置された溝(図示せず)に噛み合う3個の固定用突起14によって適切な位置に保持される。可撓尾部12の上面25はアーチ形の形状になっている一方、第1のスロット13の上側の壁22と第2のスロット19の上側の壁23は、ヘッド部12の外壁16の開口15に向けて上方に傾斜している 。] 図4 [0031] 可撓尾部12が第1のスロット13の内側で適切な位置に保持されている状態で、余剰な尾部が可動機械類に巻き込まれるのを防ぐために、可撓尾部の先端24は第2のスロット19に通される。] [0032] 再使用のためにケーブル結束具を迅速に容易に解放するために、可撓尾部の先端24を第2のスロット19から引き抜くことができる。その後、可撓尾部をねじりながら開口15を通じて引き抜くことによって可撓尾部12を取り外すことができる。このようにして、損傷を与えずにケーブル結束具は迅速に解放されるので、 ケーブル結束具を再使用可能なことを確実にする。] [0033] 図5は、可撓尾部12の上面25が傾斜した面を有する、本発明の代替的な実施形態を示す。固定用突起14が可撓尾部12の上面25と下面に配置された溝(図示せず) に噛み合うことによって、ケーブル結束具を適切な位置に保持する。] 図5 [0034] 図6と図7は、本発明の別の実施形態によるケーブル結束具の端部の別々の図を示す。これらの図には、本発明の代替的な実施形態によるケーブル結束具28が示される。ケーブル結束具28は、ヘッド部29と可撓尾部30を備える。ヘッド部29は、可撓尾部30をそこに通すことができる第1のスロット31を備える。可撓尾部30は、可撓尾部30に設けられた一連の溝39に噛み合うように適合された固定用突起32を備える保持手段によって第1のスロット31の内側で所定の位置に保持される。第1のスロット31は、スロット31の最も外側の部位から内側へ延びる一対のランド部33をスロット31の壁にさらに備える。ランド部33は、概して水平方向に延びる。ランド部33は、スロット31の壁の開口34の両側に一つずつランド部33が設けられるように備えられている。第1のスロット31の壁は、ランド33と開口34の間に介在するように位置付けられた傾斜した部分35をさらに備える。] 図6 図7 [0035] 傾斜した部分35は、開口34が狭い隙間だけになるほどに、互いに近接するように収束する。狭い隙間だけの開口34を設けることによって、可撓尾部30が開口34を通じて偶然にまたは意に反して脱離する可能性が減少される。本発明のこの実施形態では、可撓尾部30を開口34を通じて取り出すには、傾斜した部分35の弾性変形が必要とされる。] [0036] ケーブル結束具28のヘッド部29は、スロット31に通した後に可撓尾部30をそこに挿入して輪状にすることができる第2のスロット36をさらに具備する。第2のスロット36は、スロット36の内側に可撓尾部30を保持するように適合された一対のランド部37を備える。さらに、第2のスロット36は、ヘッド部29の外壁の開口38を備える。第1のスロット31と第2のスロット36の両方に保持された可撓尾部30は、ケーブル結束具28の解放が望まれるときに、開口28を通じてヘッド部29から取り外すことができる。] [0037] 図8には、本発明のさらに別の実施形態によるケーブル結束具40が示される。ケーブル結束具40は、ヘッド部41と可撓尾部42を備える。ヘッド部40は、可撓尾部42をそこに通すことができる第1のスロット43を備える。可撓尾部42は、可撓尾部42に設けられた一連の溝(隠れている)に噛み合うように適合された固定用突起54を備える保持手段によって、第1のスロット43の内側で適切な位置に保持される。第1のスロット43は、スロット43の最も外側の部位から内側へ延びる一対のランド部44をスロット43の壁にさらに備える。ランド部44は、概して水平方向に延びる。ランド部44は、スロット43の壁の開口45の両側に一つずつランド部44が設けられるように備えられている。第1のスロット43の壁は、ランド44と開口45の間に介在するように位置付けられた傾斜した部分46をさらに備える。] 図8 [0038] 傾斜した部分46は、開口45が狭い隙間だけになるほどに、互いに近接するように収束する。狭い隙間だけの開口45を設けることによって、可撓尾部42が開口45を通じて偶然にまたは意に反して脱離する可能性が減少される。本発明のこの実施形態では、可撓尾部42を開口45を通じて取り外すには、傾斜した部分46の弾性変形が必要とされる。] [0039] ケーブル結束具40のヘッド部41は、スロット43に通した後に可撓尾部42をそこに挿入して輪状にすることができる第2のスロット47をさらに具備する。第2のスロット47は、スロット47の内側に可撓尾部42を保持するように適合された一対のランド部48を備える。さらに、第2のスロット47は、ヘッド部41の外壁の開口49を備える。第1のスロット43と第2のスロット47の両方に保持された可撓尾部42は、ケーブル結束具40の解放が望まれるときに、開口49を通じてヘッド部41から取り外すことができる。] [0040] ヘッド部41は、第1のスロット43の内側に位置付けされた追加の一対の固定用突起50をさらに備える。これらの追加の固定用突起50は、可撓尾部42の丸みを帯びた両縁部52に配置された一連の溝51に噛み合うように適合される。したがって、三箇所に、すなわち、尾部の底面と尾部の丸みを帯びた両縁部に配置される溝と固定用突起によって、尾部は適切な位置に固定される。これは、ヘッド内の尾部の保持を向上させる。] [0041] 図9には、使用時の図8のケーブル結束具40が示される。可撓尾部42が、ヘッド部41の第1のスロット43を通して押し込み挿入されている。本発明のこの実施形態では、尾部42の丸みを帯びた両縁部52に設けられた溝51は、スロット43の内側に位置付けさられた固定用突起(隠れている)に噛み合わされ、一方、尾部42の下面の溝53は、尾部42を保持する役目をするさらに別の固定用突起54に噛み合わされる。] 図8 図9 [0042] スロット43には、尾部42をヘッド部41から開口45を通じて取り外す際に、尾部42の丸みを帯びた縁部52をそこに一時的に突き当てることができるくぼんだ部分55が設けられている。くぼんだ部分55は、ヘッド部から尾部を取り外すために尾部をねじ曲げる際に尾部の縁部がそこに移動できる領域を与える。これによって、尾部の取り外しが容易になる。] [0043] 尾部42が第1のスロット43に通されて保持された後、余剰な尾部42を輪状にして第2のスロット47の内側に保持することができる。] [0044] すぐに取り外しできる、再使用可能なケーブル結束具が、ケーブル結束具のヘッド部の外壁に開口を設けることによって作れることが、今ここに意外にも発見された。このケーブル結束具は、現在入手できるその他の再使用可能なケーブル結束具に比べてより安価に製造され、より使いやすく、何回も繰返し使用しても十分な耐久性がある。] [0045] 本発明のどの実施形態によるケーブル結束具も、ケーブルまたは導線を束ねて固定するために使用できる。これらのケーブル結束具は、例えば、時計回りまたは反時計回り方向に尾部を単にねじることによって容易に解放することができる。ケーブル結束具を解放するためには、最小のねじり圧力しか必要としない。本発明の各実施形態によるケーブル結束具は、現在入手できる解放可能なケーブル結束具に比べて、より早く、より簡単に解放する。実際、本発明の各実施形態によるケーブル結束具は、片手だけで、または実に2本の指だけまたは親指ともう一本の指だけで解放することが可能である。これは、密閉区域または接近することや見ることが制限された区域にたとえケーブル結束具が固定されている場合にも、必要なときに容易にケーブル結束具を解放することを可能にする。] [0046] いくつかの実施形態では、本発明によるケーブル結束具は、固定する力を確保するために、ヘッド部の内部の2箇所以上または3箇所以上もの位置に設けられた固定用突起を含む。いくつかの実施形態では、ケーブル結束具は、尾部の余剰長(その長さを問わず)を収容し、保持するための尾部のはめ込み保持部を有し得る。これは、使用されない尾部を切り落とす必要をなくすことができ、使用中の整然さを改良する。これはまた、切断された尾部を廃棄する必要をなくすので、切断された尾部から生じる環境影響を最小にする。さらに、ケーブル結束具のヘッド内の保持部に入れて置くことができる収容された余剰な尾部は、ヘッド内に保持されている尾部の上に延伸するよう位置付けられ、これにより偶然に解放する危険を最小にする。] [0047] 容易に解放可能なケーブル結束具を提供するという点で、本発明のケーブル結束具は、電線またはその他の類似の種類の導線または同軸ケーブルなどの束を固定するために従来のケーブル結束具が使用される場合に、ケーブル結束具を解放するために頻繁に起こり得る困難を回避することが理解されるであろう。解放不可能なケーブル結束具が使用される場合には、作業者は、通常、ケーブル結束具を切断することによってケーブル結束具を取り外す。固定されたケーブル結束具を切り開くためには、鋭利な刃またはナイフが必要になる。固定されたケーブル結束具を切断するために鋭利な器具を使用することは、密閉領域または異なる場所に配線された導線にケーブル結束具が適用された場合には特に、束ねた導線の内部にまたは貫通して誤って切り込んでしまうという重大な危険を生じさせる。誤って導線に切り込んでしまう潜在的な危険は、深刻な電気故障または致命的な事故を引き起こす可能性がある。この危険は、本発明によって大幅に取り除かれる。] [0048] 本発明は、明確に記載されたもの以外の変形や修正を受け入れ得ることは当業者はよく理解されているであろう。当然のことながら、本発明は、本発明の精神と範囲の内に入るすべてのそのような変形や修正を含有する。]
权利要求:
請求項1 ヘッド部に連結した可撓尾部を備えるケーブル結束具であり、前記ヘッド部は前記可撓尾部をそこに通して保持することができる第1のスロットを備え、前記第1のスロットは前記ヘッド部の外壁の開口と連通していて、前記開口は可撓尾部をそこを通して取り外すことを可能にし、前記開口を通して前記可撓尾部を取り外すことを容易にするために、前記可撓尾部の上面はアーチ形である、ケーブル結束具。 請求項2 前記ヘッド部は前記第1のスロットから前記開口にかけて先細りになっている、請求項1に記載のケーブル結束具。 請求項3 前記ケーブル結束具は第2のスロットを備え、前記第2のスロットは前記第1のスロットと前記開口の両方に連通している、請求項1または請求項2に記載のケーブル結束具。 請求項4 前記第2のスロットは、前記可撓尾部が前記第1のスロットにすでに通されている状態で、前記可撓尾部の一部を保持するように適合される、請求項3に記載のケーブル結束具。 請求項5 前記第2のスロットは前記第1のスロットと前記開口の間に介在するように位置付けられる、請求項3または請求項4に記載のケーブル結束具。 請求項6 前記第1及び第2のスロットの少なくとも一つの上側の壁の少なくとも一部は、前記開口に向けて上方に傾斜している、請求項3から請求項5のいずれかに記載のケーブル結束具。 請求項7 前記第1及び第2のスロットの少なくとも一つは、前記可撓尾部を前記スロットにより保持することを補助するように適合された一つ以上のランド部を備える、請求項3から請求項6のうちのいずれか一つに記載のケーブル結束具。 請求項8 前記第1のスロットは保持手段を含む、請求項1から請求項7のいずれかに記載のケーブル結束具。 請求項9 前記保持手段は、前記可撓尾部の一つ以上の面上の一連の溝に噛み合うように適合された一つ以上の固定用突起を備える、請求項8に記載のケーブル結束具。 請求項10 前記保持手段は、前記可撓尾部の上面と下面の各々の面上の一連の溝と噛み合うように適合された少なくとも一つの固定用突起を備える、請求項9に記載のケーブル結束具。 請求項11 前記可撓尾部は、前記上面と下面をつなぎ合わせる側面部を備える、請求項1から請求項10のいずれかに記載のケーブル結束具。 請求項12 前記側面部は丸みを帯びているかまたは斜面である、請求項11に記載のケーブル結束具。 請求項13 前記側面部には、前記第1のスロットの内側に位置付けられた一つ以上の保持手段に噛み合うように適合された一連の溝が設けられている、請求項11または請求項12に記載のケーブル結束具。 請求項14 前記第1のスロットは、前記可撓尾部の上面、下面、及び一つ以上の側面部にある一連の溝に噛み合うように適合された複数の保持手段を備える、請求項13に記載のケーブル結束具。 請求項15 前記ケーブル結束具はナイロンから製造される、請求項1から請求項14のいずれかに記載のケーブル結束具。
类似技术:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
优先权:
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